- フーリエ変換赤外分光分析装置 (FTIR-8400、AIM-8800:島津製作所)
フーリエ変換赤外分光光度計
赤外線を分子に照射すると、分子を作っている原子間の振動エネルギーに相当する赤外線を吸収します。この吸収度合いを調べることによって化合物の構造推定や定量を行うのが赤外分光法です。
IRスペクトルで判ることは
- 同定が出来る…既知のスペクトルと比較して同定・確認
- 構造の特長が判る…多重結合、官能基、シスートラン異性等測定方法と試料
- KBr法:固体 (粉砕)
- ATR法:ゴム、表面付着物
イナバゴムは、お客様に十分ご満足いただける信頼性の高い製品を常に提供できる品質保持のため、徹底して多数の各種分析装置の導入を行って参りました。
現在イナバゴムが保有している分析装置の一部をご紹介させて頂きます。
赤外線を分子に照射すると、分子を作っている原子間の振動エネルギーに相当する赤外線を吸収します。この吸収度合いを調べることによって化合物の構造推定や定量を行うのが赤外分光法です。
IRスペクトルで判ることは
示差走査熱量計(DSC)は検体試料に熱を加えていき熱挙動にともなう熱量を温度の関数として測定する装置です。
つまり、加硫成形したゴムの内部サンプルをDSCにかけ、極低温 (-140℃)から高温側 (600℃)に温度変化させガラス転移点及び加硫反応熱を測定し、加硫が完全かどうかが分析できる装置です。
(具体的に出来ること)
GCMSは環境、電子、化学、医療などのあらゆる分野の研究開発、品質管理に利用されています。特にIT分野を支えている電気電子部品からの極微量発生ガス測定に利用されます。
GCMS分析で判ることは具体的にいえば、シリコンゴムから発生する低分子シロキサンガスの残量分析が出来ます。
この試験機で以下の試験が出来ます。
上記試験で開発材料の流動性、スコーチタイム等の
貴重なデータが得られます。
このデジタルスコープは500倍~5000倍のズームが装備されており、試料を何層かに分けてレーザースキャンし、そのデータを合成させることで3D画像にすることが可能になり、深度測定も出来ます。
この電子天秤は
の分解能を持っており軽荷重 (微荷重) の計量が可能です。主に分析サンプルの計量に役立てております。
これはゴム材料の加硫特性を調べる装置です。
測定できる項目はムーニー値、スコーチタイム等が測定できます。
この蛍光X線検査装置で入荷したゴム材料、配合薬品、その他の購入品は全て、RoHS指令の環境負荷物質 (6物質) を検査します。
この粘度計は少量のサンプルでも粘度が計れます。
等の粘度管理が出来ます。
この試験機で引っ張り試験、圧縮試験、曲げ試験、はく離試験等ができます。この試験機により得られてデータは、各種材料評価、解析データとして活用されます。
この試験機は小さなサンプルでの引っ張り試験、圧縮試験、はく離試験等が可能です。
この試験で得られたデータは材料評価、解析データに活用しています。